马马虎虎

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おいしい生活

山菜最高!特に春先!

 

最近山菜にハマっている。といってもスーパーで買える範囲だけど。

お野菜って基本的に高いので、貧乏人の僕には通年で買えるものといえば基本的に人参ピーマン玉ねぎくらいしかない。が、山菜も季節毎によっては、安く売られるものもあったりする。最悪自分で採集もできるしね。

とりあえず菜の花のからし和え美味しすぎ!最高!もし山菜界隈があるとしたら、こんなこと言うとにわかのミーハー認定されてしまうかもしれないが、声を大にして言いたかった。いや、草木を愛する人はきっとみんな優しいから大丈夫。

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菜の花の辛し和え。生活が雑なのでこのボウルのまま食べる。

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かき菜という山菜。ごまとだし醤油で和えてみた。ボウルのまま食べる。

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わさび菜をシーチキンと和えてみた。なんか僕の料理の写真ってまずそうですね。

 

大学生のころはアウトドアサークルに入っていたので、実際に山菜を採って食べたことも少しだけある。過去に採ったときの写真が2枚だけ残ってた。

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ウルイという植物。時期が悪かったのか苦味が強かった。

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カキドオシ。薬味っぽい風味なので、おみそ汁に入れたり混ぜごはんにするといいかも。

 

どっちも東京近郊の山で採った。スーパーで買えるやつより味や量は劣るけど、やっぱり自分で直接採るという体験は刺激的だ。

ちなみにウルイはバイケイソウという毒草と、見た目・生育環境・生育時期すべてがかなり似ているので、もしも採集する際には注意が必要。僕は当時は図鑑やインターネットと何度もにらめっこしながらビビりながら食べました。

写真は残ってないけど、ウワバミソウとイタドリも昔食べたことがある。どちらもクセが少なくてさっぱりとした、親しみやすい味だった。

 

もしみなさんもおすすめの山菜とか、調理法があったらぜひ教えてください。みんなで山菜採ったり素材を生かした独特な味付けしたりして、丁寧な生活目指していこうぜ!菜の花とからし以上の最高の組み合わせをみつけるんだよ。

 

関係ないけど、ブログの更新を1ヶ月もさぼってしまった。ほぼ誰も見てないからいいけど。

実はせっかく仕事をやめたので、4月後半から5月頭にかけて、ママチャリで旅行していました。本当はそのことをさっさとブログにまとめておきたいのだけど、写真と書くことが多くてなかなか進められていない。とりあえず僕は生きています。

 

あっ、バイトの時間だ!

じゃあの!

 

最後の冬

4月9日、あと1回分だけ残っていた春の18きっぷの期限日が明日に迫っていた。

18きっぷは、JRの鈍行列車が1日乗り放題×5回分という便利なきっぷだが、1回分だけ、つまり日帰りでとなると、行ける範囲はそんなに広くはない。

とはいえ無駄にしてしまうのはもったいないので、そんなに考えずに北関東を回ってくることに決めた。海を横目に房総を一周したかったけど10日の天気予報は雨だし、静岡や山梨は何度か電車で行ったことあるし、ほぼ消去法だ。

地図を適当にみて、とりあえずの目的地を群馬県嬬恋村に決定。理由は山間部にあってなんとなく楽しそうだったからと、嬬恋=吉田拓郎のイメージがあったから。(あとで分かったのだけど、吉田拓郎つま恋コンサートと嬬恋村は全然関係ないらしい)

 


どうしてこんなに悲しいんだろう

(吉田拓郎で一番好きな曲。正社員だった頃、よくこれを聴いて泣きそうになりながら家に帰っていたというキモい過去がある。)

 

翌日、4月10日の朝。起きたらめちゃくちゃに寒かった。

東京は最高気温6℃、最低気温4℃。予報通り雨も降っていて、遠出するような天気ではない。さらにコンビニで朝ごはんを買っていたら傘をパクられ、あたふたしていたら始発を逃し、もう色々と最悪だ。

しかしここは無職の見せどころ。僕が行かないで誰が行く?毎日家でゴロゴロしやがって!みんな働いてるんやぞ!恥ずかしくないんか!!

そんなぐあいにほとんど意地で出発。

 

鉄道の旅はそこそこ経験しているので、高崎あたりまでは新鮮味にかけていたが、高崎から先の吾妻線は初めて。知らない場所はどんなところであれやっぱりワクワクする。

列車はどんどん山のほうに向かって進んでいき、約1時間半の乗車を経て、嬬恋村の玄関口である万座・鹿沢口駅に到着。

 

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万座・鹿沢口のホームから

4月も半ばに近いこの時期に、群馬でこんな車窓が見れるとは・・・。

嬬恋村のこの日の最高気温は4℃。別の世界に来たみたいにがっつり冬だった。

列車から降りて、駅周辺を散策する。

 

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僕は四季の中で冬が一番好きだ。

寒い寒いと言いながらも散歩したり、そのあと室内で温かい飲み物を飲むのも好き。とにかくホットコーヒーがおいしい。毛布や布団にくるまって部屋でボーっとするのも好き。引きこもりがちな季節だから、ゲームや読書にも安心して没頭できる。植物が枯れて灰色みがかった地方の寂しい景色が好き。でも電飾できらきらしている都会の景色もきれいで好き。クリスマスの時期何もしなくても、みんな楽しそうだから自分もどこか楽しい気持ちになるし、クリスマスが終わって一転して大晦日、正月へと一気に終末に向かっていくような感じも好き。

 

嬬恋村はキャベツの名産地らしいけど、これではキャベツどころではない。

1時間くらい特に何もない道をうろうろして、駅前に戻って地元の食堂に入ったら、優しいおばちゃんが出迎えてくれた。石油ストーブのにおいの中で食べた、あつあつのもつ煮込み定食がとても身に沁みた。

おばちゃんと少し話したけど、この周辺でも4月になってこんな風に雪が降るなんてことは滅多にないらしい。まぁさすがにそうかぁ。

ふたたび吾妻線に乗ると、高崎に近づくにつれて次第に雪は弱まり、栃木や茨城のあたりを通った頃にはもう雨もあがっていて、嬬恋村での景色が嘘みたいだった。

 

そんな感じで平成最後の冬が終わった。期限ギリギリの中で決めた地味な乗車だったけど、これはこれでレアな体験で楽しい一日だった。水曜日とかいうド平日にこんなことができる立場でよかったなあ。

 

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栃木県の小山駅周辺で見た、ときメモ風の看板が気になるお店。あとで調べたら違法雇用で営業停止になった風俗店だった。

 

静岡②

前回の続き!

静岡では、掛川花鳥園というところにも行った。ここはその名前の通り、たくさんの種類の花と鳥の飼育を行っているのだけど、他の動物園では味わえないような体験がたくさんできた。

ここ掛川花鳥園、種類の多さもさることながら、その施設内の鳥たちのほとんどと直接ふれ合うことができるのだ!

園内の大部分は広大な温室のようになっていて、そこで色んな種類の鳥が放し飼いにされている。よりどりみどりだ。

園内で購入できるエサによって、鳥たちの気を引くことができる。これによって鳥たちはわらわら寄ってくる。森の神になった気分だ。

以下、写真多め。

 

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エサをあげて喜ぶ南国の鳥 けっこう重い

この鳥はオニオオハシという名前で、チョコボールキョロちゃんのモデルじゃないかと言われてるらしいです。

 

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エサがなくても手を出すと寄ってきてくれたりする。かわいい

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トリオ。鳥だけに。

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不遜そうに見下ろしてくる

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ちょうどメスに求愛をしていた。こんな近くで見られるのすごい!

 

館内にはフクロウやミミズクをメインに集めているスペースもあった。フクロウ類はデリケートなのか、それともお昼はねむいのか、ケージに入れられているのも多かった。それでも近距離で、何種類もフクロウたちを見ることは初めてだったから、とても楽しかった。

 

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なんだ? その顔は

 

シュールな寝姿

 多くのフクロウはねむそうだったが、中にはやたらとギンギンのやつもいた。

 

ばっちり目が合ってしまっている

 

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こちらも

 

掛川花鳥園は基本的に屋内の動物園だけど、園内には屋外スペースもあって、そこでは主に水鳥などが飼育されている。

 

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仲良しこよし横山やすし

 

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近くでみると、羽がしっかり水をはじいているのがよく分かった

白鳥の羽が水をはじく様子をみていて、蓮の葉が水をはじくのと同じかと思っていたけど、調べてみたらちょっと違っていた。

 蓮の葉の表面は、細かい突起物がミクロ単位で並んでいて、その凹凸が水の接触面を小さくする。だから水は水滴となって流れ落ちるらしい。

一方で水鳥は、浮力を保つための油を体内で作ることができて、さらにその油を体にコーティングすることで、撥水性を持たせているのだそう。個性はいろいろ、人生いろいろ。

 

掛川花鳥園、とても楽しく刺激的な場所でした。

僕も次生まれるときは鳥になりてぇよ。

悲しみのない  自由な空へ・・・ 

静岡①

静岡県は魅力的な場所だ。

東西にとても長く、同じ県内でも地域ごとに雰囲気が全然違うように思える。

静岡市街や浜松市街みたいな都会があるかと思いきや、少し北上すれば、あの飯田線屈指の秘境駅である小和田駅をはじめ、陸の孤島のような場所がたくさんある。海のほうをみてみれば、日本で一番水深が深く(2500m!)、新種や希少種、深海魚など生態系が豊かな駿河湾があるし、神奈川にほど近い熱海・沼津から伊豆半島にかけては、深海水族館、秘宝館、世俗離れしたおじさんが個人的にやってる漫画喫茶など、好きな人にはたまらないようなスポットがたくさんある。

 

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(これは昔大井川本線を見に行ったときに抜里駅家山駅間で撮ったやつ)

今回は18きっぷ掛川、島田のあたりに行った。大井川鐵道という会社からほぼ毎日SLが運行しているのだ。これにずっと乗ってみたかったんだ。

 

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とりあえずは普通列車に乗って、山間部へと北上する。

普通列車もなんだかカエルみたいでかわいいよね。下の写真のほうは、アプト式という山間の急勾配を登っていくための機構が備わっている特別な電車だ。

 

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奥大井湖上駅といういわゆる秘境駅にも行った。ここはネットで画像をみたことある人も多いかもしれない。

駅周辺は商業施設や観光地はほぼ無く、山に囲まれて民家が点在しているだけの閑かな風景だ。それでも、中野区で生まれ新宿区で育った自分にとっては、歩いているだけで充分に刺激的だ。こういうとき逆に、地方から初めて東京にやって来た人の心境を想像して、自分には上京という経験は出来ないんだよなと思うと、少し羨ましくなる。

 

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そしていよいよ、下り列車は楽しみにしていたSLに乗る!

製造元はあの三菱。三菱といえばいまやなんでもやっているけど、元は重工業。戦時中、零戦を造っていたのも三菱だそうだ(これは金属バットの漫才で知った)。

 

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車内のようす。

昭和が、あふれてるー!

車内アナウンスによると、製造は昭和11年とのこと!1936年!二・二六事件と同い年なんだね!!

3枚目の写真は席ひとつひとつに付いている灰皿。もちろん今は車内では吸えないよ。

 

映画の「風立ちぬ」や「この世界の片隅に」などでみられるシーンだけど、SLがトンネルに入る際には窓を閉めておかなければならない。逃げ場のない黒煙が客車に入り込んで、身体が煤けたり、目が滲みたりしてしまうからだ。

でもこの日乗ったSLでは、ずっと窓を開けていても特に問題はなく、実際出ている煙も少量で、煙というより水蒸気のようなものだった。

なんでだろう、と思って(というかブログのネタになるなと思って)調べてみると、当時と違って無煙炭という良質な炭を使っているということ、それから列車の最後尾には電動の車両が付いていて、特にトンネルに入る際には蒸気機関を一度止めて、電動で後ろから押しているということが分かった。ためになるな~。

 

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(終点の新金谷駅に着き、車両基地へと帰っていくSL)

最後には転車台に乗せてSLを交替する様子もみることができた。恐らくサービスでやってくれているのだと思う。大満足の1日だった。

 

今回静岡では別の場所にも行ったので、②もそのうち書きたい。2、3日以内に書けたらほめてくれ。こんな医療費控除申請もまともにできないダメなオレだけど・・・。

春だ

無職のブログ。

無職はヒマだからブログ更新する時間がある!

最強のホームページ

 

今年は無職であるために、例年よりもサクラの花に目を向ける余裕があった。

実は自宅でもサクラの苗木を育てていて、本来ならば今年の春で3年目の開花だったけれど、去年の夏~秋あたりで枯らしてしまった。ちょうど一番余裕がなくて頭がおかしくなっていた時期だ。要領のわるい僕の生活に、花を育てるという繊細な娯楽は多分向いていなかった。何を書いても言い訳になるぞ。余裕のある大人になりたいなあ!

 

1週間前くらいに京王線沿いで見たサクラは、車体の紫色と相まって鮮やかだった。

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これは自宅近くだなあ

 

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上北沢

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柴崎~国領

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柴崎~国領

 

春は晴れの日よりも、曇りの日のほうが好きな気がする。

霞んでるみたいな白い明るい雲の色と桜の薄いピンクが混ざって、全体的に景色の境界線があいまいな感じになるのが良い。良いよね。肌寒さも心地良い。

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あ~もうそろそろお金がない、働きたくない。宝くじ当たらないかな。明日は年金の切り替えと奨学金の払込行かなきゃ・・・腹へった~。ねむい。やだな~~。

 

余裕のある大人になりたいなあ!